ピックアップワイン

ムーゾン ルルー ラサンドン

Mouzon Leroux et Fils 

NV L'Ascendant 
Champagne Grand Cru Verzy 
 
ピノノワール60% シャルドネ40% 樹齢45~60年
土壌: 粘土 泥灰土 石灰(下にチョーク) 標高200~250m・北東向き
 
2014〜2017年までソレラ法で足し続けラタヴィック50%と2018年のラタヴィック50%を古樽で6ヶ月間発酵しティラージュ
瓶内で澱と共に瓶内二次発酵・熟成
ノンドザージュ/デゴルジュマン:2023年3月
無濾過・無清澄
  
ほんのりピンクを帯びたイエローゴールド色、梨やカリン、クリーミーな泡立ちでじわりと拡がりをみせる果実のエキス感とキリッとした酸のバランス良くボリュームのある印象です。
 
⭐︎ 
 
 2013年1月、シャンパーニュの中心ランスとエペルネに程近いモンターニュ・ド・ランスの注目生産者ムーゾン・ルルーを訪問。
モンターニュ・ド・ランスVerzyを本拠に周囲10kmにVerzy(GC)、Verzenay(GC)、 Ludes、 Villers-Marmeryに10haを所有しているフィリップ・ムーゾン。畑のうち、65%がピノノワール、30%がシャルドネ、5%はピノムニエです。1997年からリュット・レゾネ、ビオロジックなどいろいろな手法を試し、ブルゴーニュでワイン造りを学んだ息子セバスチャンが2008年からビオディナミを実践しています。 土が他の畑と比べて非常にやわらかく、真冬でも雑草だけでなく多様な植物が生えているところからも、ワイン造りの土台としてのポテンシャルを窺い知ることが出来ます。シャルドネとピノノワールのそれぞれが適するグランクリュを持つため、ブラン・ド・ブランもブラン・ド・ノワールも品質の高いシャンパーニュとなります。酸味を出すために早摘みする生産者も多い中で、補糖をしないためにブドウが完全に熟してからよい時期を見計らって摘みます。たとえば2012年は9月15~19日、9月20~30日と2回に分けて摘んでいるほど。とかくアッサンブラージュやノンドゼなど、ワイン造りの技法に偏りがちなシャンパーニュの生産者の中では、まず健全なブドウを育て、そこからワインを造って、さらに泡を生み出すというステップをきちんと抑えている稀有な存在であると言えます。一般的な生産者の場合だと二次発酵は25~30°Cで約15日間。ムーゾン・ルルーは約14°Cのカーヴで、約60日間かけて発酵させます。低温でゆっくり発酵させるほど泡は細かくなります。これは冬の間に発酵が停止するかゆっくり進み、春先に泡が出てくるという昔ながらの製法とよく似ています。しかし、泡が細かいということは元のワインの味わいを隠しにくくなる。つまり、今の時代では元のワインに自信がなければ採用できない製法なのです。
 ビオディナミ栽培のシャンパーニュメゾン、是非ご注目下さい。
 
  ※ラベルではNM(ネゴシアン・マニピュラン)表記となっておりますが、自社で育てたブドウを100%使って醸造し瓶詰めしている実質RM(レコルタン・ マニピュラン)です。ラベルにNMが記載の理由についてセバスチャンに確認しましたら、『お父さんが以前、親戚のブドウを買って仕込んでいて、その 時に作ったラベルを作り直すのが面倒で、、ずっとそのままになってしまっています...』とのことです。(インポーター様資料より引用)
 
20260711