ピックアップワイン

ハインリッヒ ネイキッド ホワイト【2023】

Heinrich
2023 Naked white
 
ピノブラン38% シャルドネ37% ピノグリ11% グリューナーヴェルトリーナー8% ヴェルシュリースリング6%
8月末に厳選して手摘み収穫
茎と果皮と共に一晩浸漬
天然酵母による自然発酵、そのままマロラティック発酵させ、木製の大樽で10カ月澱と共に熟成
酸化防止剤を添加せずノンフィルターで瓶詰め
残糖:1.0g/l 酸:6.5g/l
 
縁が黄緑がかった淡いレモンイエローの色調。フレッシュなレモンやライムのアロマに、白い花や火打石を思わせるようなミネラリーなニュアンスが感じられます。口に含むと、シャープな酸と豊かな果実の風味が広がり、しなやかな印象。余韻に香るレモンピールのほのかな苦みがアクセントになっており、心地よいフィニッシュを演出しています。香りや果実の豊かさと酸とのバランスにハインリッヒのエッセンスが感じられる調和の取れた味わいが魅力です。
  
⭐︎
 
ハンガリー国境近くの湖、ノイジードラーゼーの周囲は発生する霧の影響もあり、貴腐ワインの産地として知られています。ハインリッヒ醸造所はそんなノイジードラーゼー北部の村ゴルスにあり、そちらで最先端の赤ワインを作り続けています。ご当主ゲルノットさんが20代のときに祖父から1haの畑を譲り受け、気候条件や土壌から赤ワインに可能性を感じて、周りの生産者が白ワインや貴腐ワインばかりに注力する中、ブラウフレンキッシュやツヴァイゲルトを植え、独自の路線を突き進みました。当初は樽で熟成させたフルボディタイプの赤ワインが世界市場でも伸びていたこともあり、彼の赤ワインは大ブレイク。醸造所周囲の畑と、ノイジードラーゼーの西側に広がる丘陵地帯であるライタベルクの畑を買い足し続け、ついに1haのスタートから100haにまで拡大しました。大成功を収めた彼は2008年に地下何層にもなる醸造設備を増築し、オーストリア一美しいと言われる醸造所が誕生しました。 近年、土地の味わいを色濃く反映させるためにエレガント路線に転向し、一時カベルネ・ソーヴィニヨンなどの国際品種を多く生産していましたが、ブラウフレンキッシュやツヴァイゲルトへの原点回帰とともに、とても柔らかく上品なワイン造りになっています。
 
テロワールの表現方法としてたどり着いたのがビオディナミでした。主に湖の西側のライタベルクの恵まれた土壌を表現すべく、畑の緑化、完全な有機栽培、無濾過無清澄、酸化防止剤無添加(もしくは少量添加)のワイン造りを年々増やしてきました。その結果として、陶器ボトルが印象的なオレンジワイン、グラウエフライハイトがDecanter誌の世界のオレンジワイン特集において最高得点、実質世界一のオレンジワインの名を手にしました。また、2021年から造り始めたペットナットは、初リリースでオーストリアのワイン雑誌Vinariaにおいて、ペットナット部門で1位を獲得。その勢いはとどまるところを知りません。(インポーター様資料より引用)

20260908