ピックアップワイン

ラス ぺドラレス パリオ ロス アロユエロス

2022 Barrio de Los Arroyuelos 

9月3日収穫/除梗後、垂直式圧搾
500 ~ 38hlの木樽で発酵(1日1回ピジャージュ・ルモンタージュ) 熟成(バトナージュあり) 無濾過・無清澄/瓶詰め:2023年7月20日
標高1000mの花崗岩・砂土壌で育つ平均樹齢80年のガルナッチャを除梗しプレス、500 ~ 38hlの木樽でピジャージュとルモンター ジュを施しながら発酵、バトナージュしながら熟成し23年7月に瓶詰めしました。濃いガーネット色、ブラックチェリーやブラックプラム、ザクロ、イチヂクの香り、アタックはバランスよく、心地よくじわりと旨味が溢れ出し、完熟ベリーのまろやかさを感じます。
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スペインの首都マドリードの西に位置し、アビラ県のあるカスティーリャイレオン州を始め 4州に渡って広がる標高2000m以上の山々が連なるグレドス山脈。澄み切った青空の下に小さな村々が谷間に点在し、スペイン屈指の高級牛アビラ牛を飼育する農家やブドウ農家、そして旧ドイツの伯爵家が所有していた広大な柊樫林が広がる、自然の豊かな場所です。 
スペイン屈指の銘醸地リベラデルドゥエロ生まれの当主バルバラは、その地で醸造学を修め、仏、カリフォルニア、ニュージーランドでの収穫の経験を積んだ後、2017年にグレドス山脈の中心地でもあるセブレロス村にある生産者”ソトマンリケ”に就職し、醸造家としてのキャリアをスタートさせます。  そこで2020年まで働き、コロナをきっかけに公私のパートナーでレストランを経営・運営するグスマンと共同で、彼の住むビジャヌエバデアビラ村にワイナリー”ラス・ぺドレラス”を創設します。この村はグレドスの名前を一躍有名にした生産者”コマンドG”が居を置く事でもよく知られています。  ラス・ぺドレラスは、グスマンの家族が所有するアビラ北部のアルトアルベルチェの谷で収穫された自生品種のブドウでワイン造りを行うことに徹底しています。
その理由は花崗岩の土壌と高標高。  標高は800m以上なので、収穫時期の夜間の冷え込みはブドウの成熟にとって最高の条件です。古い畑が多いため、平均収量は約4hl/ha!! 加えて、”将来の古い畑”を育てることを目標に、スペイン政府の設ける制限と格闘しながらも、以下の条件に適った場所での植樹にも熱心です。
 1: 必ず近くに古い畑があること。高品質のブドウができる一つのインディケーターになる。
2: 花崗岩の土壌で収量は4hl/ha。
3: セレクションマサールで苗を育てる。
4: 水やりは行わず、株仕立てにすること。
5: 畑に化学薬品を散布することなく、春先に牛・山羊の堆肥を与える。
開発や変革ではなく、”過去を未来に受け渡す”を目標に、アルト・アルベルチェの未来を自らの手で少しずつ積み上げているバルバラとグスマン。  2020年のワイナリースタート時は、地元役場からの助成金だけでなく自分たちの貯金も全て投資する超先行投資を行い、グスマンの家族からの畑を引き継ぎます。もちろんその時の資金だけでは、全ての畑、醸造所や設備を整える事は不可能だったので今もコツコツと借金を返していっていま す。同時に、バルバラは他ワイナリーでの醸造コンサルタントを今も継続し、グスマンは自らのレストランの経営・運営も行っています(ここがまた素敵でセンスあるレストラン! )。(インポーター様資料より一部編集して引用)
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標高の高い畑でゆっくりと育った高樹齢のガルナッチャによるきめ細やかな酒質!
現時点でも美味しいですし数年の熟成期間を経ると更に艶やかになりそうなポテンシャルを秘めていますよ(^ ^