ピックアップワイン

ドメーヌ デ ソネット ムイエット

2023 Mouillette
粘土石灰土壌 標高500m 南西向きの畑
樹齢15〜50年
サヴォワのビュジェでリザンヌが育てたガメイを1/3は全房で直接圧搾、2/3は1週間醸し後、グラスファイバータンクとステンレスタンクで発酵、グラスファイバータンクで熟成しサンスフルで仕上げました。透明感のある濃いルビー色、レッドプラムやカシス、ザクロ、湿った土のアロマを感じます。フレッシュなアタックに心地の良いタンニンと高めの酸、ドライでミディアムボディ且つフラットな味わいです。
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オランダ出身のリザンヌ・ヴァン・ソンはオランダ、ベルギー、イギリス、モンルイでソムリエ として働いてきました。トゥール出身でアランデュカス・グループのレストランでシェフを務 めてきたベンジャミン・セレールと共に、リザンヌは初めてのワイナリー「ソンセール・ヴァン」 を手がけました。
 リザンヌがワイン造りを志し初めてロワールに来たのは2013年、トゥーレーヌのノエラ・ モランタンのところで働くためでした。その後、自分自身のワイン造りを始めた後も週に 数回は手伝いに行っておりました。  その後、リザンヌはワイン造りを体系的に学ぶためにアンボワーズの醸造学校へ進み、そこでベンジャミンと出会います。二人は意気投合。将来、ともにワインを造ろう と、卒業後、彼女はモンルイ・シュール・ロワールの生産者のもとで修業をつみ、ベンジャミンはヴーヴレイの生産者のもとをいくつか回り修業を始めます。
 “Sonser Vins”は二人の苗字を組み合わせて作った造語です。  修業を積みながらも二人は2016年からプロジェクトの準備を始め、非公式ながらもいくつかのキュヴェを仕込んでいきます。この時期、彼女はオランダ、ベルギー、ロワールを行ったり来たりしながら昼間は他の生産者の畑や醸造所で働き、夜はモンルイのワインバーで働いたりと忙しい修業時代を乗り越えていき、2017 年にようやくロワールに定住します。
 アンボワーズとモンルイ・シュール・ロワールの中間あたりのヴーヴレイ側(ロワール川右岸)のノワゼという村にシェはあります。石灰でできた崖に通路や階段が造られており、いくつもの小部屋や家ができており、その中の一つの奥行きある洞窟を借り、シェとして使用しておりました。  発足時からずっと畑を持つことができなかったため、2018年にロワールとアルザスの買いブドウを使って4つのキュヴェをつくります。これが初ヴィンテージとなります。  もちろん選ぶのはビオのブドウで、収穫から自分たちで行いました。自然酵母での発酵はもちろん、酸化防止剤の添加もごく少量もしくは無添加、 濾過や清澄はワインを見極めながら判断していきます。
 初ヴィンテージ2018年の生産量は約15,000本。
リザンヌは自らの畑を持たないことを逆手に取り、1月・2月にワインの発酵が落ち着くと、南半球のオーストラリアに飛び出します。なんと南半球でもワインを造っているのです。収穫から自ら畑に入りブドウを収穫、自らのキュヴェを仕込んでいます。すでに数ヴィンテージお世話になっている醸造所は、あのヤウマの醸造所を間借りしております。ブドウは、ジェームズ・アースキンも自らのワインによく使うマクラーレンヴェールのフィオナ・ウッドのものを 使用しています。このキュヴェも非常に興味深いですが、これはオーストラリアのみの販売だそうです。
 残念なことに、2019年の収穫後、ベンジャミンとはお互い別々の道を行くことにしたそうで、これを機にネゴシアン名を“Sonshine Vins”に改名します。
そして、リザンヌは新しいパートナーを得て彼と共に幸運にも2021年にサヴォワに畑とカーヴを購入することができました。畑は4haでシャルドネ、ガメイ、プールサール、ピノノワールが植わっております。前の畑の所有者は、除草剤は年に一度撒くほどでしたが畑は無農薬ではありませんでしたので、 購入直後から畑を無農薬へ転換中です。
 ドメーヌ名は、Domaine de Sonnette(ドメーヌ・ド・ソネット)。
初VTGにあたる2021年は、フランス全土で遅霜やミルデューの被害がひどかった年。 購入当時の畑が荒れていたこともあり、彼女たちも残念ながら全体で400Lの収量しか得ることができず、ドメーヌ物の初VTGは全てのブドウを使い ペティアン1種類を仕込みました。生産本数わずか1,700本程でした。
そして気になるのは、これまで続けてきたアルザスとロワールの買いブドウでのネゴスものの今後ですが、もちろん継続いたします。 2021VTGより醸造場所もサヴォワに移して仕込まれました。 ネゴス物のワインの品質とキャラクターも毎年確実に輝いてきておりましたが、 その経験が今後は畑づくり、ブドウづくりから自分達の手で行うドメーヌ物にも生かされる事が期待されます。 というより、皆が大好きな4品種の個性とサヴォワのテロワールを活かした、彼女らしいワインの出来上がりを確信しております。 リザンヌと新しいパートナー、人気のサヴォワ地域に小さいながらも輝く新生産者の登場です。(インポーター様資料より一部編集して引用)
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画像左のガメイ単一でのキュヴェが初登場!
現時点でやや不安定な面もありますが力みの無い素性の良さを感じ素直に美味しいワインです
豚や鶏肉などはもちろん、アスパラや筍など旬の食材を使った料理とご一緒にいかがでしょうか♪